みなさん、こんにちは!
さわチウです!
今日は、第2種電気工事士の技能試験を受けたときのことを書きます。
といっても、参考書などに載っていることは書きません。効率良く作業するために工夫した点を紹介したいと思います。自分で言うのもなんですが、技能試験で完成した後、顔を上げて周りを見回したんですよ。そしたら、ほとんどの人がまだ作成中。自分できる子やん!と自分で自分を褒めていました。そんな、できる子が意識して実践した小技です。
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結論
- 単線図は、すべて暗記しておく
- メジャーは、使わない
- 使用しない工具は、片付ける
- 空き箱は、床へ置く
- ゴミ袋は、口を折り返しておく
- ケーブルは、伸ばす
- 周りをみる
- ケーブルは、先に切り分ける
- パーツごとに、組み上げる
- 最後に、全体をつなぐ
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解説
- 単線図は、すべて暗記しておく
これが1番大事です。暗記しておくことで、材料を見たときに問題が予測できます。試験前に行う材料確認で材料の欠品をチェックするのですが、このときに「これは○番の材料だな」って頭に浮かびます。これだけでも、心ににゆとりができます。なんなら、複線図をこの段階で描くことができます。これだけで、合格に1歩近づきます。肝心の暗記方法ですが、これは複線図を起こす練習をしていると自然に覚えちゃいます。 - メジャーは、使わない
寸法は欠陥とみなされなければ、正確な長さは問われないからです。では、何で測るかというと、自分の体や工具で測ります。自分の握りこぶしは○mm、握りこぶしから親指を立てた長さは○mmとかです。私が使用したホーザンのVVFストリッパーは、両面にスケールがあります。練習のときから体や工具で測り、長さに問題がない成功体験を積んでおく。こうすることで、自信とスピードアップにつながります。 - 使用しない工具は片付ける
作業スペースの確保のためです。材料確認で問題が予測できると「あ、ウォーターポンププライヤー使わないな」「電工ナイフも、材料ボックス開封に使うだけだな」といった感じです。使わない工具は工具箱に片付けます。大きな工具箱は、床に置いてしまって良いでしょう。ちなみに私のときは、金属管があったので上記2点は片付けられませんでした。 - 空き箱は床に置く
作業スペース確保のためです。材料確認のときに、リングスリーブの台座になっているダンボールだけ取り出します。外装の部分は、床においてゴミ箱にして使います。 - ゴミ袋は口を折り返しておく
作業スペースを散らかさないため、常にゴミを片付けます。用意されているビニール袋の口を、外側に折り返します。そうすることで、口が開いたままになります。それを、床に置いた空き箱に立てます。発生したごみを、ポンポン放り込めます。折り返す長さは、口が開いたまま自立する程度で良いと思います。 - ケーブルは伸ばす
切り分け作業の時間短縮のためです。材料確認のときに、ケーブルを1本のまっすぐな状態にして作業台に出しておきます。この行為は、違反ではありません。これだけで、時間短縮になるわけです。つまり、材料確認の時点で、試験が始まっているんですよ。 - 周りを見る
試験開始前に他者の良いところを見習う。自分と同じ小技を使う人や、自分はやっていない小技を発見したらすぐに真似しましょう。周りには、試験がはじめての人や数回目の人がいます。何回か試験している人は、いろいろ工夫しているので、自分では気づかなかったことがあるかもしれません。もちろん、全体を見渡すことができる自分には、まだ余裕があると認識し、落ち着くといった効果も得られると思います。 - ケーブルは先に切り分ける
いよいよ試験開始です。複線図を描き終え、まず最初にケーブルを切り分けます。1本の状態にしているので以外と邪魔です。もし、その都度切り分けていると、バランスの悪い長さになったとき、ケーブルが作業台から落ちることもあります。なので、先にすべてのパーツ分を切り分けます。そのときも、体で測り効率よく切断してゆきます。切断したら、接続する器具のそばに置きます。「このケーブルは、ランプレセプタクルと接続するから一緒にしておく」といった感じで、ある程度は複線図の配置に併せて置いておきます。 - パーツごとに、組み上げる
切り分けたケーブルと、ランプレセプタクルを接続する。といったように、各パーツを組んでゆきます。練習のときから、個々の作り方を繰り返し、練習しているので自信があります。そして、欠陥のチェックも個々にしてゆけるので自信がもてます。 - 最後に、全体をつなぐ
複線図を確認しながら、間違いのないように全体をつなぎます。リングスリーブのサイズや刻印も間違いのないようにします。9番10番は小技というか、自然とこの流れになりますよね。
まとめ
いかがだったでしょうか、今回の第2種電気工事士技能試験の実技対策小技集。限られた時間の中で作業する技能試験、小技もじわじわと効いていると思います。ぜひ皆さんも、これらの小技を使って合格を目指してください。
補足の情報です
個人的な練習時間ですが、各パーツ作りを毎日1時間練習しました。各パーツ作りに自信が持てるようになったら、1日1問作成に移行しました。筆記試験が終わってから、技能試験の材料やら工具やらをネットで購入し練習を始めたので期間は約1ヶ月ですね。とりあえず各問題1回分の材料を購入し、消耗品は近くのホームセンターで買い足しました。この月の出費がエグイです。
以上で今回の記事は終了です。
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